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JINSETSU INOUE 井上神節
日本画家
井上神節 いのうえ じんせつ
日本美術家連盟会員
2002年青森県弘前市生まれ。
青森県弘前市の伝統文化であるねぷた祭りに魅了され、毎年の祭りに参加。
祭好きが生じて、絵師を志す気持ちを抱き、小学生の頃からねぷた絵を描き始める。
小学3年より、地元のねぷた絵師 佐藤大節（さとうだいせつ）に師事。
ねぷた祭りで使用されるねぷた絵の技術を研鑽。
中学生にして、ねぷた絵師としてプロデビューを果たす。
ねぷた絵師(ねぷた祭りの山車に貼られる錦絵を描く職人）として活動し、300年続く伝統文化に貢献。
高校卒業後、都内のグループ展をきっかけに独学で日本画に転向する。
数々の公募展・コンクール展などで入選、受賞を重ねる。
海外展示、全国百貨店・画廊にて個展を開催し、活動の幅を広げている。
現在、故郷・青森「津軽」にて身をもって感じた文化性、自然をメインテーマとしている。
四季の中に差す「光」、色彩の中で生じる「流れ」を要素とした表現技法を駆使し、壮大な構図へ落とし込む事によって、
自身の根源に存在する唯一無二のふるさとを作品へ映していきたい。
＜作品に込める思い＞
故郷である津軽・青森には、霊峰・岩木山、名産の林檎、ねぶた・ねぷた祭り という独自の文化が形成されている。
その文化の形成に最も影響を及ぼしているのは、津軽人の気質である「じょっぱり」である。
私は両親の家系がりんご農家を家業としており、小さい頃から栽培、収穫などに携わった。
小学生からねぷた絵師に弟子入りし、弘前ねぷた祭りや周辺郡部のねぷた絵制作にも絵師として携わり、文化に関しても多くの事を経験し、学んだ。
「じょっぱり」とは、津軽弁で粘り強い・我慢強いなどの意味を持つが、
その体験の中でそれだけでは無い、自然に対する畏怖心や尊敬心から芽生えた「魂」であると考えた。
春は桜や林檎の花、夏は祭り、秋は紅葉、冬の雪景色。
祭りは人口減少により衰退し、自然は温暖化、開発の影響で薄らいでいる現状の中で、私自身が過去・現在において感じてきた故郷の「じょっぱり」を作品への想いとして込めており、作品を描く上で重要なキーワードであると考えている。
[受賞・功績]
・「いい芽ふくら芽」in TOKYO 2023入選、
・ 柳井美術賞 受賞
・第1回「100人のアートノート」入選
・第３回「ARTIST NEW GATE」ファイナリスト
・第19回「世界絵画大賞展」入選
＜展示＞
2020年 個展 井上神節展 「破壊-Destroy-」
・弘前市文化センター 美術展示室（青森）
2021年 首里城復興プロジェクト
「100 人をつなぐ展」・ホルベインギャラリー（大阪）
「ミニアート展 VOL.1」
・GALLERY2511（神田）
2022年 個展 井上神節展 「 Interval 2022 」
・さくら野百貨店 青森本店 美術画廊（青森）
「 beyond ll 」展
・GALLERY ART POINT（銀座）
「サンフランシスコ・ミニアート展」
・Adobe Books & Arts Cooperation（サンフランシスコ）
2023年 個展 井上神節展「NEXUS」
・ギャラリーノヴィタ（青森）
「いい芽ふくら芽 in Tokyo 2023」
・大丸東京店（東京）
「100人のアートノート」
・大丸梅田店（大阪）
「第3回 ARTIST NEW GATE ファイナリスト展」
・あべのハルカス 近鉄本店（大阪）
「ARTIST NEW GATE 神戸セレクション展」
・大丸神戸店（神戸）
「たんざく展」
・伊勢丹新宿店（東京）
第19回「世界絵画大賞展」受賞者展示
・東京都美術館（東京）
「たんざく展」
新井画廊（東京）
「そのつづき展」
Artgrorieux GALLERY OF TOKYO
（GINZA SIX 5F）
「たんざく展」
阿部敬四郎ギャラリー（仙台）
「アートアートアート」
松坂屋名古屋店（名古屋）
「2023 東武絵画市」
東武船橋店（船橋）
2024年 個展 / 翠波画廊 東京店、大阪店
「ファインアートコレクション2024」
特集作家
松坂屋上野店（東京）
個展 / 高松三越 美術画廊（高松）
「第20回 東武 秋の大絵画市」
東武宇都宮百貨店 （宇都宮）
「神戸貴賓会」
ホテルオークラ神戸（神戸）
「花暦展」ギャラリー杉（秋田）
＜パブリックコレクション＞「跫音」（首里城の屋根瓦を支持体とした平面作品）
沖縄県 西表島 Hotel Luana Mele lriomote 収蔵